01年齢別クラス紹介

つぼみ組(0歳児)
保育教諭1人対0歳児3人の緩やかな担当制。
0歳児の1年はめざましい成長・発達があります。『寝返り』『おすわり』『はいはい』から『つかまり立ち』『伝い歩き』をするようになり歩けるようになります。歩けるようになることは子どもにとって、そして保育者にとっても大きな喜びです。
食事は、ミルクから離乳食、幼児食に月齢や成長に合わせて移行します。 保育者が抱っこして与えるミルクや離乳食から、一人でイスに座って食べられるようになっていきます。
子ども達が落ち着いて過ごせるよう一人一人の遊びを見守り、援助しています。引っ張ったり、叩いたり、握ったり、指でつまんだりなど様々な遊びがあり、そこから子どもは身近にある一つ一つの物が何かを認識するようになります。
大人の温かい関わりの中で育まれていく信頼関係が生きる力の基礎となります。保育者は一人一人の成長や発達に合った丁寧な関わりをしています。
ちゅうりっぷ組(1歳児)
保育教諭1人対1歳児5人の緩やかな担当制。
散歩に出掛けたり、園庭で遊んだりすることが大好きな子ども達です。秋が来る頃には歩いて保育園の周辺や土手へ行けるようになります。散歩の途中での子ども達の発見を保育者も一緒に楽しんでいます。
室内では『ままごと』『電車』『パズル』『積み木』等の玩具を各コーナーに分け遊べるように環境作りをしています。少しずつおしゃべりが盛んになっていくと同時に『自己主張』をするようになり、友達同士のぶつかり合いも出てきます。しかし、その中から仲間同士で遊ぶ楽しさを知っていくようになります。
保育者は担当児の排尿間隔を把握し、個々の様子で1歳6ヶ月頃から『トイレトレーニング』を始めます。1歳児もまだまだ月齢差が大きいので、一人一人の成長に合わせた接し方をしています。
たんぽぽ組(2歳児)
保育教諭1人対2歳児6人の緩やかな担当制。
進級したばかりの頃は保育者とのかかわりの中で遊ぶことが多いのですが、日々の生活や遊びを通して友達同士の関わりを求めるようになります。
子ども達は散歩が大好きでよく土手方面に行きます。途中『抱っこ』と言って歩こうとしなかった子も、友達の応援で頑張って歩くようになります。先頭を行く子はある場所まで来ると必ず立ち止まって友達を待つようになり、中には来た道を戻って迎えに行く子もいます。自分のことだけしか考えられなかった子どもが、少しずつ友達のことも考えられるようになってほしいと思っています。
室内では、『ままごと』『積木』『線路や電車をつなげる遊び』『パズル』等自分の好きな遊びを見つけ、落ち着いて遊べる環境を作っています。
食事の面では、グループに分かれて食事をしています。 保育者が各テーブルに付き介助しながら食事をしていますが、年度の後半は保育者も『共食』をして、みんなで一緒に楽しく食べています。

みどり・きいろ・あお組
(3・4・5歳児縦割りクラス)
3歳以上児になると、給食・昼寝の時間以外は縦割り(異年齢)クラスで過ごします。
3歳児は、4、5月は新しい生活に不安感や緊張感がありますが、年上の子どもたちと一緒に過ごす中で、生活の流れを覚えていきます。
4歳児は、自分より年上の頼りになる5歳児と過ごすことで、自分もあんなお兄さん、 お姉さんになりたいという憧れの気持ちが芽生えたり、年下の3歳児には進んでお世話をしてくれたりする姿が見られます。
5歳児は、いろいろな行事の主役として活躍しています。年下の子ども達には優しく接し、いろいろな面で気にかけてくれています。
縦割り(異年齢)クラスで過ごすことにより、お互いが良い刺激を受けて、年齢を越えた遊びが広がり、それぞれの成長につながっていきます。